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SensiML の Data Analytics Toolkit がインダストリアル IoT (IIoT) 予知保全アプリケーション向け AI をサポート

  • 予知保全は、IIoT 向け AI の有用性が最も高い分野の一つ
  • SensiML Analytics Toolkit を利用して、IIoT 向け AIを簡単に実装
  • データ サイエンティストやファームウェア エンジニアに頼る必要のない実用的なエンドツーエンド ソリューション

カリフォルニア州サニーベール (2019 年 5 月 23 日) – 最適化した組み込み IoT 向けのAI アルゴリズムを開発するためのソフトウェア ツールを提供する SensiML は、同社が開発した Data Analytics Toolkit が IIoT 予知保全アプリケーション向けの AI (人工知能) をサポートすることを本日発表しました。このツールキットは、実用的なエンドツーエンド ソリューションを提供するため、データ サイエンティストやファームウェア エンジニアによる大規模なチームに頼らなくても、予知保全用の AI を簡単に実装できます。このツールキットを利用して予知保全を実装する製造業者やその他の企業は、従業員の安全性を高めることができ、運用コストの大幅な削減を可能にします。

2017年に発表された「IndustryWeek」誌と Emerson 社の共同調査では、製造業で計画外保全によって毎年 500 億ドルの不要なコストが生じていることが分かり、IIoT アプリケーションの重要性が指摘されています。計画外保全の最も大きな原因 (42%) は、機器の故障です。さらに、従来の保全プロセスでは設備の過剰修理や交換によってコスト高をまねき、リソースの無駄遣いやセーフティ リスクに対するスタッフの過剰配置などが問題視されていることが分かりました。

新しい予知保全アプローチは、これらのプロセスを近代化し、計画外のダウンタイムやそれに伴うコストを削減あるいは排除できます。ローカル ネットワークに接続されたセンサーを機器に取り付け、これらのセンサーがセンサー ノード内で効率的に AI アルゴリズムを実行できるようにすることで、監視対象となるパターンを自動で分類し、装置の状態を複数定義したモデルと比較できます。モデル構築に必要なデータは、過去のデータから致命的な問題 (故障モード) を例として取得したり、ファンクショナル アルゴリズムにコード化された理論的想定値から取得したり、あるいは最初は基本的な異常検知モデルを適用して、その後エッジ学習で徐々に高性能化させることも可能です。

SensiML Analytics Toolkit は、あらゆるケースに対応し、ローカルのセンサーマイクロコントローラーでリアルタイムに実行できる組み込み型の予測分類アルゴリズムをすばやく簡単に作成できます。このツールは、現在シンプルなデジタル キャプチャとネットワーク通信でセンサーデバイスと組み合わせて使われる一般的な汎用ボードに搭載されているさまざまな低電力 SoC をサポートしています。

開発者は、既存のデータセットの情報を使用してコードを生成する方法と、一般的に入手可能な SoC 評価ボードから直接 SensiML Data Capture Lab アプリケーションに新しいデータを収集する方法のいずれかを選択できます。データ解析ツールは初心者と上級者の両方をサポートし、自動化を図り、データ収集からモデル生成、さらには特定ターゲット アーキテクチャにあわせてファームウェアを最適化するまでのプロセス全体を簡略化します。

SensiML 社の CEO である Chris Rogers は次のように述べています。「産業用センサー メーカーやインテリジェント IoT デバイス メーカーは、SensiML Data Analytics ツールキットを利用することによって、自社製品に予知保全機能を簡単に組み込むことができ、データ サイエンティストやファームウェア エンジニアによる大規模チームを結成してコストと時間のかかるハンドコーディングでこれらの機能を開発する必要がなくなります。」「製造業者は、追加されたインテリジェンス機能を自社装置にすばやく導入でき、合理化された業務と高い保全性から恩恵を受けることができます。」

供給状況

SensiML Analytics Toolkit は現在ご利用いただけます。 詳細は、www.sensiml.com. をご覧ください。

SensiML 社について
クイックロジックの子会社である SensiML 社は、AI を実装した超低電力 IoT エンドポイントでセンサーからの RAW データをデバイス内で処理して変換できる最先端ソフトウェアを提供しています。同社の主力ソリューションである SensiML Analytics Toolkit は、データ収集、ラベリング、アルゴリズム/ファームウェアの自動生成、検証に至るまでの包括的な開発プラットフォームを提供します。SensiML Toolkit は、Arm® Cortex®-M クラス以上のマイクロコントローラ コア、Intel® x86 命令セットプロセッサ、および FPGA 最適化機能を備えたヘテロジニアスな QuickLogic SoC と QuickAI プラットフォームをサポートしています。詳細は、www.sensiml.com をご覧ください。

SensiML の名称およびロゴは SensiML 社の商標です。そのほかすべてのブランド名または商標はそれぞれの所有者に帰属するため、取り扱いにはご注意ください。

問い合わせ先:
クイックロジック株式会社
中西 郁雄
電話: 03-5875-0547
Japan-sales@quicklogic.com