カリフォルニア州サニーベール — 2019年1月4日

クイックロジック、SaaS AI 事業の SensiML 社を買収

  • SensiML 社の Analytics Toolkit により、エッジ/エンドポイント デバイスやアプリケーションにおけるローカル AI (人工知能) の実用化が容易になる
  • 2019 年 1 月 4 日、買収取引に関する電話会議 (ウェブキャストで配信) を開催

 

カリフォルニア州サニーベール (2019 年 1 月 4 日) - 超低消費電力でマルチコアの音声対応 SoC、エンベデッド FPGA IP、およびエンドポイント AI  ソリューションを開発する QuickLogic Corporation (NASDAQ: QUIK) は、SensiML 社 (SensiML Corporation) を買収したことを本日発表しました。契約条項 (詳細は非公開) に基づいて、クイックロジックは買収資金を普通株式で調達する予定です。今後、クイックロジックの一部門として機能する SensiML 社は、プラットフォームに依存しないソフトウェア ソリューションの開発、拡張、最適化を継続し、クイックロジックの SoC およびその他の半導体メーカーの SoC、QuickAI™ プラットフォーム、クイックロジックのArcticPro™ エンベデッドFPGA IP (eFPGA) のをサポートします。

SensiML 社の創設者は、もともとインテル社のソフトウェア グループに所属していました。技術を習得後、2007 年に独立して SensiML 社を設立しました。以後、IoT および消費者市場の顧客を対象として戦略的かつ継続的な SaaS (Software as a Service) の契約を拡大してきました。

6 年以上の開発期間を経て実現した SensiML 社の Analytics Toolkit は、超低消費電力向けに最適化され、機械学習 (AI) 技術を活用するパターン マッチング センサー アルゴリズムの開発を容易にするエンドツーエンドのソフトウェア スイートです。OEM メーカーは、この Analytics Toolkitを使用することで、優秀なデータ サイエンティストやファームウェア エンジニアに頼ることなく、エッジ、エンドポイント、およびウェアラブル デザインでローカル AI 機能を簡単かつ迅速に活用できるようになります。

 

SensiML 社の Analytics Toolkit は、ターゲット SoC の消費電力を最小限に抑えるために AI モデルを自動で最適化します。特に、ヘテロジニアス マルチコア SoC アーキテクチャや eFPGA 技術のメリットを最大限に活用するように設計されています。現在、SensiML 社の Analytics Toolkit でサポートされているプロセッサおよびシリコン プラットフォームは次のとおりです。

ヘテロジニアス コア SoC

Arm® Cortex®-M アーキテクチャ SoC (CMSIS DSP ライブラリが最適化)

  • Nordic Semiconductor 社製 nRF52
  • STMicro 社製 STM32

Arm Cortex-A アーキテクチャ SoC (CMSIS DSP ライブラリが最適化)

  • Raspberry Pi 3

X86 アーキテクチャ

  • Intel® 社製 Atom® および Core マイクロプロセッサ

SensiML 社の CEO 、Chris Rogers 氏は次のように述べています。「ローカライズされた AIを求める市場ニーズに応えるためには優秀なデータ サイエンティストの確保が不可欠とされているが、そのような人材がいなくても効率的かつ効果的に AI 技術を活用可能にすることに、設立当初からフォーカスしてきました。」「デザイン内に AI 技術を迅速かつ容易に取り入れることを可能にする Analytics Toolkit はプロセッサに依存すべきではない、という我々のビジョンをクイックロジックが受け継ぎます。クイックロジックと力を合わせることで、あらゆるアプリケーションでローカライズされた AI 技術を誰でも簡単に活用できるようになるという我々の探求が加速すると信じています。」

クイックロジックの社長兼 CEO、Brian Faith (ブライアン フェイス) は次のように述べています。「SensiML 社の買収によって、今後数年間で急激に進歩すると言われている SaaS 関連の収益が加わる上に、当社の主流となる半導体および IP 事業にも新たな成長を期待できます。」「SensiML 社の Analytic Toolkit は、さまざまな民生品、エッジ デバイス、およびエンドポイント デバイスで画期的な ローカル AI 技術を活用したいという市場ニーズに応えることができる独自ソリューションです。これらの多くのアプリケーションでは、弊社独自の ArcticPro eFPGA IP が重要な役割を果たすことができます。つまり、完全エンドツーエンド ソリューションに搭載された AI 機能で駆動されるアクセラレータ アルゴリズムに変更を加えた場合、最終製品デザインが柔軟に対応できます。」

 

ウェブキャスト/電話会議

クイックロジックは、2019 年 1 月 4 日太平洋標準時の午前 8 時 (東部標準時の午前 11 時) に買収取引についての詳細を話し合うために電話会議を行い、同時にウェブキャストでライブ配信致します。本会議へアクセスされる場合は、米国内トールフリー (1-877-704-4237)/国際 (1-201-493-6718) をダイヤルしてください。 電話会議およびプレゼンテーションのライブ ウェブキャストは、クイックロジックのウェブサイト (https://ir.quicklogic.com) の投資家情報ページからアクセス可能で、2019 年 7 月 2 日までアーカイブとして保存されます。録音版は、電話会議終了の約 2 時間後から 2019 年 1 月 18 日までアクセス可能です。録音版へアクセスされる場合は、米国内トールフリー (1-877-660-6853)/国際 (1-201-612-7415) をダイヤルし、カンファレンス ID 「13686176」を入力してください。

クイックロジック (NASDAQ: QUIK) について

クイックロジックは、人工知能 (AI)、音声、およびセンサー処理向けに低電力マルチコア半導体プラットフォームおよびIP (知的財産) を開発しています。主なソリューションには、ハードウェア アクセラレーションやプリプロセッシング用の組み込み型 FPGA IP (eFPGA) や、eFPGA をその他のプロセッサやペリフェラルと統合したヘテロジニアス マルチコアSoC があります。SensiML 社の Analytics Toolkit を使用することで、AI 技術を使用する正確なセンサー アルゴリズムを実装した「フルスタック」のエンドツーエンド ソリューションが実現します。フルレンジのプラットフォーム、ソフトウェア ツール、eFPGA IP により、モバイル、ウェアラブル、ヒアラブル、民生機器、産業機器、エッジ、およびエンドポイントの IoT アプリケーションにおける AI 機能、音声処理、およびセンサー処理の実用的かつ効率的な活用を可能にします。詳細は、www.quicklogic.com および http://blog.quicklogic.com をご覧ください。

 

SensiML 社について

SensiML (「sen-seh-mul」と発音) 社の創設者は、もともと Intel 社のソフトウェア グループに所属していました。技術を習得後、2007 年に独立して SensiML 社を設立しました。6 年以上の開発期間を経て、SensiML社は、豊富に接続されたセンサーをスマートに処理できるイベント検出器に変換する、アプリケーション固有のパターン認識コードをすばやく簡単に生成できる最先端のソフトウェア スイートを提供しています。これにより、データ サイエンティストに頼ることなく、ローカル AI 機能をさまざま なIoT 製品や民生品で活用可能になります。

インテリジェントなエンベデッド アルゴリズム開発向けのプラットフォーム非依存ソリューションとして、SensiML 社の Analytics Toolkit は、データ収集から、ハードウェア最適化、アルゴリズム生成、プロファイリング、シミュレーション、そしてテスト/検証までに及ぶ完全なエンドツーエンド開発プラットフォームを提供します。SensiML 社の Toolkit は、現在、Arm Cortex Mクラス以上のマイクロコントローラー コア、Intel 社の x86命令セット プロセッサをサポートし、さらにクイックロジックの SoC および QuickAIプラットフォームにおける特定ヘテロジニアス コアの最適化をサポートしています。詳細および最新のハードウェア サポート/機能については、www.sensiml.com をご覧ください。

クイックロジックについて

QuickLogic Corporation は、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、モバイル エンタープライズ OEM 向けに超低電力でカスタマイズ自在なセンサー プロセッシング プラットフォーム、ディスプレイ、およびコネクティビティ半導体ソリューションを提供するリーディング プロバイダーです。これらのプログラム可能なシリコンとソフトウェアのソリューションは、総称して CSSP (特定顧客向けスタンダード製品) と呼ばれており、ハードウェアで差別化した製品を素早く市場へ投入できるだけでなく、コストも抑えることができます。クイックロジックおよび CSSP の詳細は、 jp.quicklogic.comをご覧ください。

プレスお問い合せ先:
中西郁雄
クイックロジック株式会社
03-5875-0547

QuickLogicの名称は登録商標であり、QuickLogicのロゴはQuickLogic社の商標です。その他のすべてのブランドおよび商標はそれぞれの所有者の資産であり、相応に扱われなければなりません。